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平成風俗 2007/2/21 OUT






テスト中なのに聴いちゃったぜ、平成風俗。


このアルバムは発売前から色々と議論されていたアルバムでして(収録曲が殆ど既出曲だった事、突然のソロ再開の吉報より)、「期待できなーい」とかなんとか言われてたアルバムでした。はい。
いやぁぁ、もうびっくりしました。そんな議論がされていたなど、ばっと吹き飛ばしてしまうほど素晴らしいアルバムです。

このアルバムは斉藤ネコさんというバイオリニストでもあり、編曲家でも、指揮者でもおられる方と「共作・競作」という形で出されているんですが、まぁー林檎×オーケストラっていうのがここまでマッチするとは思いませんでした。
オーケストラ一本の曲もあり、ギターも入ったオーケストラもあり、打ち込みとオケを混ぜた曲もあり、と多種多様の楽曲が多いです。でも基本は「林檎×オーケストラ」だということ。それがメインであり、そして映画"さくらん"を意識して作られているということ。

最初、林檎が再始動すると聞いてうきうきしながら林檎が再始動について語った雑誌を買いましたが、どうもその雑誌の林檎のインタビューの中に腑に落ちない点があって。
私は林檎に好き勝手にやっていただきたいのですが(本人今まで好き勝手に音楽をぶつけてはいなくて、全て計算ですが)、「音楽監督という仕事は今私が一番やりたかったことなので」と言っていて、・・・えー!と。
映画音楽というのは本当に素晴らしいものだと思いますが、それを林檎がやるっていうのにちょっと抵抗がありました。・・なんか、アクが強すぎるんじゃないの?みたいな勝手な思い込みとか(笑)

ですが、全然そんなことなくて。

まず、"さくらん"という映画の原作である漫画も読みましたが(それはまた別の機会にお話しするとして)、純粋に面白かったし、私が映画監督や、何か芸術に関わることをしている仕事についているなら、「映画化したい」と思うくらい、個性的で感動的な作品でした。
また、林檎の音楽が非常に合うと思ったし、シングル「この世の限り」も(まだ映画のほうは見れていませんが)
映画のエンディングとしてはぴったりなのではないか、と。

・・・と、このアルバムは"さくらん"がなければ成し得なかったアルバムですが、本当さくらん様様ってな感じですね(´∀`)
「東京事変よりネコさんとやったほうが自分の今やりたいことに近い」といっていた林檎ですが、今こういう時代で、音楽がすぐ手に入りすぐ捨てられる時代で、"いま"これをやる、生楽器で音楽をぶつける、ということがどれだけ勇気の要る、大変なことか。そして、それを"いま"平然とやる林檎に拍手。

「私はJ -POPPERだとは思いますが、音楽家としてはまだまだなので」といってましたけど、滅相もない。素晴らしいですよ、貴方(林檎)の作る音楽は。本当にこういう時代になった"いま"だからこそ、こういう楽曲が必要なんだと思います。






えーっと、暴走しちゃってごめんなさい(;・∀・)
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