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純粋無垢な心を ぐちゃぐちゃに壊してしまいたい
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乱歩地獄を見ました。
乱歩地獄とは、映像化不可能といわれた江戸川乱歩の作品「鏡地獄」「芋虫」など4作品を映像化したオムニバス映画。
江戸川乱歩の作品は、個人的に余り興味が湧かず一作も見ていない(てか乱歩の描写がどうも苦手)。私は芥川派なものでして(ジャンルが違うw)。

ちょっとキワドイ描写もありますので、15歳未満はご覧にならないでください。(この記事も映画も)





印象に残ったのは三作品目の「芋虫」。たった今見終わったばかりなのですが私はさっきから吐き気が止まりません。
戦場に行った夫を、もう二度と戦場に行かせまいと変わり果てた夫の手足を切り落とす。
そして異常な性愛をもった妻は昼夜問わず情事に明け暮れる・・・。
「夫のためだ」と言った妻は、本当は誰の為にそんな行為を行っていたのか?
そしてその妻に対し「許す」と言った夫。夫の真意は何処なのか?
人間、誰でも狂気になり得る。手足を切り落とし、情事に明け暮れるのも・・それもまたひとつの愛の形なのか。

そして次に印象に残ったのは2作品目「鏡地獄」。主演は成宮寛貴。
鏡に見せられた男は、女を抱いては女を殺す。全ては鏡の為に。
この作品も相当狂っていると思うのだが・・・やはりそれを際立たせているのは成宮寛貴かな、と。
彼は周りから言われるほど上手い役者ではないと思う。台詞回しはまだまだかな、と。
でも彼がしゃべりだすと雰囲気が変わるんだな。独特な雰囲気が出てくる。
なかなかいい俳優になりそうです。今後が楽しみだ。
そんな彼の笑みが、声が、全てが狂気に見える。恐ろしい。
この作品特に濡れ場が多いが、SMシーンをさらりとやってのける成宮寛貴のチャレンジ精神には感服である。
だってan anの表紙も飾ってるんだよ?成宮寛貴特集なんてさ。
このまま行けば、「イケメン俳優」としての道はそう遠くないのに。・・ってかもうすでにそれなのにw。
だが狂った笑みで女性を縄で縛り、蝋燭を女体に垂らす彼は美しかったです。
狂気の中にも美しさありだな。

・・・とまぁ、どうにもこうにも煮え切らない思いが残る作品でした。
江戸川乱歩の作品にはSMシーンとか多いらしいですね。
人間は誰でも狂気になりえるってことか。恐ろしい。

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