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純粋無垢な心を ぐちゃぐちゃに壊してしまいたい
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e9672d3c.JPGかなーり前に買ったにも関わらず、感想をUPするのを忘れていた・・・・さくらん(漫画)を紹介したいと思います。
まず、原作者・安野モヨコさんの作品は見たことなかったです。これがはじめて←

最初読んだときは、構図のメリハリのなさと絵の汚さで全く内容が分かりませんでした。
只でさえ、廓の中の物(着物だったり)は派手で華やかなものが多いので、構図がきちっとしてないと、そして絵がはっきりしてないと分かりにくいのです。ごちゃごちゃしちゃうんだよね。おまけにおんなじ顔の人が何回も出てくるし(キャラは違うのに、顔が一緒なんだよなぁ)、区別がつきにくくって、なんじゃこりゃ!?って感じでした。
話が分かりにくかったもうひとつの理由としては、廓詞(ありんす詞、花魁詞とも言う)が頻繁に出てくるので、それを理解していなかったのもあります。また、廓の中での特別なしきたりや用語など、今の時代には全くない文化ですから、事前知識がなければ全く話が理解できません(惣仕舞とか、身請けなんか特に)。
これから見る気でいる!って方は、是非事前情報を集めてから、そして用語をある程度把握してから見ることをお勧めします(まとめサイトとかもちゃっかりあるので)。

用語や時代が分からん!と思い、ネットで引っかけたり大きな本屋に足を運び、昔のふるーい辞書などで用語を探して、事前情報をきっちり把握した上で読んだら、まぁおもしろいこと。

この本の帯には、「男の極楽、女の地獄」と書いてあるのですが、全くその通りで、そんな世界が広がっています。
花魁という職業は、今で言う風俗とは全く異なり、器量も華もなければなれなかった職業でした。
お琴、唄、将棋、舞・・・その当時の娯楽は全て小さい頃(禿と言う)で教え込まれ、手練手管も寝技も全て覚えた上で、やっとなれるのが遊女。売れっ子=花魁になるには、また違った魅力がなきゃいけない。みんながみんな花魁になれるわけじゃないんです。そんなわけで、花魁はそんじょそこらの遊女とは格が違う。

だけど皆なりたくて花魁を目指してるいうよりかは、その世界しか知らないから花魁を目指すしかない、という感じ。
別に来たくて小さい頃に廓に行くわけじゃなく、親が死んだとか、金がないとか言う理由で廓という閉鎖された場所に突っ込まれるわけです。
その中で、勝手に大人に技を教え込まれ、年頃になったからといって好きでもない男と一夜を共にしなければならないという世界。
その世界しかしらないんだから、その中で1番になってやると思うのは当然のこと。
だけど結局花魁になったとして、幸せかといえばそうではないかもしれない。
男は綺麗だなんだって言って花魁によってくる。当の本人は好きな人と暮らすことも自由に会うこともできず、廓の中で生きるのみ(廓を出れるのは身請けのときだけ)。
自分が女だということを認めるのは、時としてつらいことだったりもする。
それを花魁という職業を通して如実に表したこの漫画は傑作だと思う。

今も昔も、男尊女卑という言葉がある昔もある今も、男性がいて女性がいるのは変わりないこと。
「男のくせに」「女のくせに」という言葉が頻繁に使われるここ日本で、女性という生き物が生きにくい時っていうのは非常に多いと思います。
今よりもきっと女が生きにくかっただろう時代を生きたこの漫画の主人公、きよ葉は閉鎖された場所・廓に小さな頃から出て行きたいと思い描く。
だけどどこへ行けど同じ事と悟り、自身で廓に戻ってきて、自分自身に目をそらさず女として生きるきよ葉はすっげぇかっこいい。
"粋"って言葉はもう死語になりつつあるけど、皆実際"粋"って言うものに憧れを感じていると思う。
見た目だけがいいものはそこら中に転がっているけど、中身がなかったら不味くて食えない。
だからこそ、「中身がないのにあるフリをするより、中身があるのにないフリをするほうが粋というもの」と言うきよ葉に共感もするし、憧れるのだと思う。

女性はこの漫画、必見だと思います。


花魁についてや、さくらんについてはコチラを見ると分かりやすいです→http://sakuran.gahou.jp/
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タイトルに特に意味はありません。ただちょっとこの曲聴きたくなったので(いばらの涙)。

ブログデザイン変えたいなぁ。変えたいけど可愛いデザインないんだよなぁ。
どーしよう。自分でテンプレートつくってもいいんだけど、全然案も出ないしさぁ、、、。
そして時間がないんだよ、あたしには。7日後には冬休み課題テストがあるんだ。
23日間あったこの冬休み。ちっとも勉強しなかった←
この前のテスト散々だったから、課題テストは頑張んなきゃいけないのに・・・
ま、まだ一週間あるから。頑張れあたし。

なんか最近"いじめ"に関するテレビ企画が多いですね(この前のスマスマとか)。そしてよくヤンキー先生を見るんですが。
私自身、いじめられていたのでいじめられてた子の気持ちはよーくわかるし、いじめてる子もほんのちょっとのことがだんだん収集つかなくなっていく。そして、その自体をどうしたらいいかわからないっていう気持ちもわかります(ほんのちょっとのことからじゃなく、最初から故意的にやる人もいますがね)。
ですがやっぱいじめはよくない。そしていじめるということを通して「こいつは自分より下だ」っていう感覚をもっちゃダメだと思う。
いや、誰かが言っていたんだけども、「いじめというのをやめられないのは自分が弱者より優位に立っている感覚が快感だから」って。だから要は「こいつは自分より下だ」って思ってるってことだよね?
でも。
相手の突かれたくない部分を突くことによって自分が相手より優位に立つことは、全く美しくないし、そんなことで優位に立っても、自分に何も返ってこないのにね。確かに優位に立つことは快感かもしれないけど。
まず、自分より下な人間ってこの世に居ない。相手より自分が勝ってる部分が例えばあっても、絶対相手より自分が劣ってる部分ってあるんだよね。だから、相手の劣ってる部分を咎めるという行為は、「自分って完璧だと思ってまーす」っていう絶対にありえない自慢を必死に見せ付けてるってことなんだよね。
あー、醜いねー(笑)

このブログを見てる人の中でいじめている子が居たら、上の文を見てちょっと考え直してもらいたいな。
いじめっていう行為は、最低の行為であると同時に、自分が余りにも無知で想像力のない人間だということを自ら証明していることなんだってことを、わかっていただきたい(笑)


コメント返し、もうちょっとまっててくださいー

生活保護制度である母子加算廃止が決定した。
今母子加算を受けていると見られる家庭は約8万件。
月収が母子加算をもらうことでうやっと10万を超えるという家庭も居る中で、それはいかがなものなのか。

国の理由としては、
(1)加算により生活保護費が高くなる結果、就労・自立の意欲を阻害している
(2)生活保護を受ける母子世帯のほうが、受けていない母子世帯より平均所得や消費支出が高い
(3)母子(ひとり親)世帯というだけで一律に支給するのは問題
とのこと。

全くもって意味不明である。一見「皆平等でなければならない」と正論を言っているようにも見えるが、それは違う。
実際、生活保護(母子加算)がなくなることで経済格差はさらに大きくなる。
(2)なんか、要するに生活保護を受けていない家庭と受けている家庭とで平均的な収入が違うんだから(生活保護を受けている人たちのほうが平均収入が2~3万高い)、一緒にしちまおーぜ。なんてったって日本、借金だらけだもんなー。財政厳しすぎ。削れるとこは削っていかないとなー。
・・・ってなことでしょうね。
政府というものは、弱者に優しくなくてどうするんだ。
生活保護を受けていない低収入の家庭と、生活保護を受けて生活をしている低収入の家庭を均等にしたところでそこで何が生まれるのか。
何も生まれやしない。
生活保護を受けられないのなら、(1)で政府が述べているように就労・自立の意思を持って母親が働きに出ればいいじゃないか!・・・と一見思うが、それもまた問題なのである。
母子家庭を持つ母親が色々な資格を取り、自立を自ら計り働きに出かけるとする。
でも、今の日本にはその自立すら手助けできない状態なのだ。
母子家庭の母親に与えられる月給は、明らかに少ない。それが現状なのである。母子家庭への支援はお金という形では存在しないといっていい。なんせ子供を育てるお金が確実に足りないのだから。
外国では子供ありきの政策は当たり前で、シングルマザーだろうがなんだろうが支援は大きい。
ましてや日本のように母子家庭を持つ母親が仕事に出てもお金が大してもらえないなんていうのはない。
アメリカなんかは特にそう。がんばったものが、がんばっただけお金をもらえる。それが資本主義の性質ではなかったか。
日本は資本主義じゃないのか。シングルマザーというだけで月収が少ないというのは、明らかにおかしい。

そんな中で、誰が子供を生みたいと思うのだろう。
結婚して、もし離婚した後子供を母親が引き取る場合、誰が自信を持って子供を育てていこうと思えるのだろう。
ただでさえ離婚問題・少子化問題が加熱している今、こんな政策が通っていいのか。
明らかにバカである。これでは少子化は加速していくばかりだ。
何が平等だ。何が平和な社会だ。ふざけるな。

はじめまして。もしくはこんにちは。七月百合です。



このブログから再出発、ってことで。
なぜこういう経緯に至ったかというのを、ざっと説明したいと思います。

私があの閉鎖したHPを始めたきっかけというものは、規則や集団行動を守らなければならぬ、という大前提の元で存在する「学校」という中で必死にもがいていた自分を、肯定するために、のはずであって。

苦しくなったときに、音楽に感動したときに、嬉しいことがあったときに、考え悩んだときに、記録を残したい。
日記も続かない人間だし・・・。じゃあどこで記録する?って色々考えて、結局私の大好きなネットの場かな、って。

前のHPでは、それ(記録を残すという行為)をしたかっただけなのです。だから自己満足サイトなんっていう文句をつけてたりして。
それに対し何かしらの感情をたくさんの方に持っていただけたというのは、私にとって大きな宝物でした。
でも、いつしかあのHPは私の表現の場所ではなくなってしまった。何故か窮屈に感じるようになってしまった。

自分自身を表現する。
その行為に、歯止めをかけたくなかった。ただ、それだけです。

色々考えた挙句、ブログにだらだらといつもどおり気になったことを記事にしてみて、共感してくださる人がいるなら語り合う。いないのならそれはそれでよし。
もっと楽にいこう、と。

前のHPからお越しくださっている人たち(数名)にこのブログの存在を教えて、自分のやりたいことをやっていく。
それで十分だと。
ま、どっかのブログランキングサイトにでも登録して、自分と同じ趣味の人と語り合えたらな、と思います。




以前運営していたHPで好評だった、テキストや歌詞解釈は自分なりに書き直して、ここに再UPしていきたいと思います。




こんな私でよければ、これからもよろしくお願いします。
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七月百合
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35
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女性
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1990/07/20
職業:
高校生
趣味:
音楽鑑賞/映画鑑賞/ネットサーフィン
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